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    <title>野球舌－プロ野球・メジャーリーグ・高校野球のラジオ／PODCAST</title>
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    <updated>2010-11-08T21:54:22Z</updated>
    <subtitle>野球舌はプロ野球・メジャーリーグ・高校野球の番組を、インターネットラジオとPODCASTで配信しています。岩間翔吾・杉浦喧汰がしゃべっています。</subtitle>
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    <title>創部80年の夢と名将 - スポーツコラム</title>
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    <published>2010-11-08T21:44:28Z</published>
    <updated>2010-11-08T21:54:22Z</updated>

    <summary>１０月２７日、國學院大学（以下国学院）が東都大学野球リーグで創部以来初めて１部優...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yakyujita.com/column/">
        <![CDATA[<br />１０月２７日、國學院大学（以下国学院）が東都大学野球リーグで創部以来初めて１部優勝を果たした。<br />勝てば優勝という亜大戦で７－０の完封勝利。<br />リーグの中で投打ともヒーロー不在ながらも、沢村（中央）、乾(東洋)、東浜（亜細亜）らプロ注目の投手に土を付け「戦国東都」の覇者になった。<br /><br />球場に入るとまず国学院の応援団員の人数に驚く、ざっと三、四十人はいる。学生自治組織の一つとして歴史は戦前まで遡る、解散や活動停止をせずに存続している応援団は大学の中では極めて稀だ。今や失われつつある厳しい上下関係に身を置くことを望んで応援団に入るケースも多いらしい。<br /><br />国学院の野球部は少なくとも歴史と言う点においてはどこの大学にも負けていない。<br />実は東都大学野球リーグの結成メンバー校のひとつなのである。<br />東京六大学に遅れること六年、昭和六年春に専修大学・中央大学・日本大学・東京農業大学との五大学で最初の覇を競ったのである。<br />しかし日本一の応援団をよそに成績は低迷。戦後に加盟大学が増えると二部に転落し、長くのシーズンを二部で過ごすことになった。<br /><br />そのレベルの大学だ、甲子園常連校の選手がやってくることはない。<br />スター選手としてプロに入った井口資仁（ロッテ）は付属の国学院久我山の選手だったが、東都のライバルである青山学院大学への進学を選んだ。これは国学院の野球部がいかに低迷していたかを証明している。<br />ところが今では毎年のようにプロに選手を送り出しているし、甲子園常連校の選手が入学するようにもなった。理由は一人の名将にあった。<br /><br /><br />竹田利秋。高校野球のファンであればよく知る名前だろう。<br />東北・仙台育英を率いて甲子園春夏通算30勝した名監督だ。その頃プロに輩出した選手は数知れず。80~90年代の高校野球の西高東低を考えると、白河の関越えは彼のチームが達成するのでは、とさえ言われていた（仙台育英で1989夏の準優勝が最高成績）。<br />後に同校の教頭を務めていたところ、国学院の理事長から「野球部を強くしたいから監督になってくれ」と頼まれた。理事長自身が個人的に西武球場の年間指定席を持っているほどの野球好きで、その情熱に心を動かされる形で母校の監督に就任した。<br />彼自身、国学院の惨状に心を痛めていたし、自分が就任すれば一、二年で1部に上げてやれると意気込んでいた。<br />国学院のグラウンドは本校舎のある渋谷から電車で30分ほどのたまプラーザ校舎にあって野球部の合宿所もそこに併設されている。竹田が学生の頃には専用グラウンドはなく、三鷹にあった東大のグラウンドを借りて練習していたのだ。自分の頃との環境の違いを目の当たりにし、一部昇格に確信を持った。<br /><br />しかしその自信も監督として内側に入るまでのものだった。自身のキャリアで経験したことがないことが次々と見せられることになった。<br />就任してまもなく、春のリーグ戦に向けて練習を始めるとピッチャー達が肩が痛いと言ってきた。竹田は肩を痛めるほどの猛練習を課していなかったがすぐに原因がわかった、彼らが投げるのは試合のときだけで練習で肩を作るようなことはしていなかったらしいのだ。投げ過ぎや、フォームが悪くて肩を痛めるのではなく、ただの練習で筋肉痛をおこしたのである。<br />練習に出てくる部員はまだいい方である。学業を理由に練習をさぼったり、風邪をひいたや腹が痛いと言って、部員全員が揃って練習することはほとんどなかった。<br />リーグ戦を始まっても、ベンチ入りしなかった上級生が球場にやってこない、聞くと合宿所で麻雀をしていたと言うのだ。<br />試合になっても「野次が汚い」と審判に注意を受け、扇の要に金髪のアフロヘアーが座っていた。高校野球で早い時期から選手の長髪を許した竹田も恥ずかしくてたまらなかった。注意をすると「やめます」「監督とは野球観が違います」と口にする。<br />竹田は一部に上がるどころか、まともに野球出来ないところに来てしまった。<br /><br />竹田がまず取り組んだのは、上級生と下級生のおかしな序列を無くすことだった。<br />就任当時、二年生だった渡辺俊介は前年に野球をやったことがなかった。上級生の洗濯と掃除に忙殺されていたのだ。新築の合宿所に土足で上がる上級生の後を雑巾を持って拭いて歩くなどということもあった。<br />しかし竹田は自分の事は自分でやることを部員に求めた。<br />「お前らは上級生になるにしたがって楽になることがおかしいと思わないのか？世の中は逆だ。上に行けば行くほど仕事が増えて、責任も重くなる。これが当たり前だと思ったら世間に出て笑われるぞ。野球は人間がやるんだ、人間が本物にならなければ野球は本物にならんぞ。」<br />こう言って部内での仕事量は四年生が一番多く受け持つことになった。<br />当時の上級生には面白くなかっただろう、自分たちが受けた仕打ちをする権利が上級生になっても与えられない。実力のあるレギュラークラスの選手の多くがやめていった。しかし竹田はそんな部員を引きとめようとしなかった。<br />残った部員をチームとしてひとつにするためにレギュラークラスの選手以外にも役割を与えた。学生コーチやブルペンキャッチャーに指名し、上級生には下級生への技術指導を積極的に進めた。<br /><br />こうした人間教育の成果は、まず野球以外のところに表れた、野球部員の就職率がよくなったのである。<br />「かなりの一流企業でも面接まで行けば高確率で受かるようになった。」と渡辺は言う。野球すら出来なかった部員が社会でも認められるようになっていった。<br /><br />こうして野球でも牛歩の如く一歩一歩着実に力を付けていく。<br />セレクションに来てくれる高校生は相変わらず実力不足。しかし光る長所を見逃さず、上のレベルで通用する選手に育てる、その第一号も渡辺だった。彼は竹田に褒められることで新日鉄君津への道を切り開いた。<br />渡辺と入れ替わるように矢野（巨人）、梅津（広島）などが入部し、竹田は手応えを感じ始めていた。<br />2部での順位も上がり、平成18年度ようやく立正大との入れ替え戦に勝利、竹田就任11年目の一部昇格だった。<br /><br /><br />大学の一世代が4年、そう考えると竹田は3周したことになる。今回の優勝までさらに5年、全てが新しくなるうちに竹田は曾祖父ちゃんになっていた。<br />彼は「常に良いところでバトンを渡したい」と考えていた、そのバトンは教え子でありコーチとして共に戦った鳥山監督の手によって就任一季目で初優勝という結果に繋がった。<br /><br />試合後に鳥山監督と固い握手を交わした曾祖父ちゃんの目に、この快挙はどのように映ったのか？<br />曾孫たちの冒険は神宮へと続く。<br /><br /> ]]>
        
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    <title>Ｗ杯⑤～くすんだカナリアの正しい音程～ - スポーツコラム</title>
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    <published>2010-06-16T19:31:21Z</published>
    <updated>2010-06-16T19:32:44Z</updated>

    <summary>日本人はブラジル人を「サッカーが上手い」人として認識している。Ｊリーグが産声をあ...</summary>
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        <category term="サッカー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yakyujita.com/column/">
        <![CDATA[日本人はブラジル人を「サッカーが上手い」人として認識している。<br />Ｊリーグが産声をあげる前から"神様"ジーコは茨城県鹿嶋市でプレーしていたし、補強の注目選手の多くはいつだってブラジル人選手だ。日本人はブラジル人を最高最大の輸入品として扱っている。<br /><br />事実ブラジル人のテクニックは世界トップクラスだ。<br />私が「ストリートサッカー」という競技を知ったのは、ブラジル人選手の特集ドキュメンタリーで幼少期を紹介された時だ。彼らはボールを文字通り裸足の感覚で扱うために、異質レベルのボールタッチを見せる。アイディアに関しても、勤勉な日本人では100年経っても追いつけないクリエイティビティを魅せてくれる。<br />そんなブラジル人フットボーラーの頂点に立つカナリア軍団の選手はそれはもう上手い、巧い。<br />しかしそれに頼ったサッカーは長きにわたってブラジル国民に深い悲しみと失望を与え続けた。<br /><br /><br />Ｗ杯の歴史はどこを見てもブラジル代表で彩られている。<br />今大会で19回目の出場、この数字はそっくりそのまま大会開催数にあたる。<br />1950年の自国開催では準優勝、そして58年のスウェーデン大会で初の優勝を飾った。その後の3大会でも2度優勝しジュール・リメ杯を永久保持することになる。<br />この頃のブラジルのサッカーを支えていたのは華麗な攻撃サッカーにある。最前線には"王様"ペレが君臨し、ババ・ガリンシャらによる攻撃は他国を寄せ付けなかった。<br />その後もリベリーノやジーコの登場で、ブラジル＝魅力的なサッカーのイメージは定着していった。<br />しかし理想と現実の狭間でカナリア軍団はタイトルを勝ち取れなかった。足技で敵わない欧州勢による戦術的サッカーや、南米のライバルとして台頭したアルゼンチンの前に煮え湯を飲まされる時期が続いた。<br /><br />タイトルに飢えたカナリア軍団は最後のＷ杯制覇から24年が経過した94年のアメリカ大会、自らのアイデンティティを放棄して現実主義のスタイルに変貌を遂げる。パレイラ監督とザガロＴＤの二頭体制はダブルボランチを用いるフォーメーションを導入、相手のフォーメーションに合わせてボランチの1人が最終ラインに吸収される変則的な3－5－2システムで4度目の頂点に立ったのだ。<br />「あまりに守備的だ」「つまらないサッカーだ」と国内では酷評されたものの、そのサッカーは現代の戦術的流れの中では実に効率的に映った。後に4バックに固定されたこのシステムの中でカフー、ロベルト・カルロスといった世界的ＳＢを生み出し、今やＳＢの攻撃参加は世界のスタンダードとして定着している。<br />後の02年にも短期的にマンツーマンで守る変則的システムを用いて5度目の優勝を飾っている、そして今大会のチームもその流れを汲んでいる。<br /><br />とはいえ、古来カナリアの血は完全には消えていない。ボールを持った時の足技やテクニックは今なお世界一のレベルにある。<br />意外に語られることが少ないが、チャンスを感じ取り長い距離を走りフィニッシュに結びつけるカウンターも伝統的に上手い。長駆のカウンターは近年の優勝チームの隠れた共通点となっている点も見逃せない。<br />現チームでも、高い位置で奪ったボールはショートカウンターの申し子カカ－を経由されるし、最終ラインで奪ったボールは中盤の3人の働き者と右サイドのマイコンによって攻撃へと繋げられる。<br /><br /><br />実は今回のブラジルも国内の評判は芳しくない。90分間を通して主導権を握る試合運びをしようとしていないからだ。<br />これは監督のドゥンガ自身がこのサッカーの体現者として94年に優勝を経験していることに帰因している。94年と同じく規律を重んじ、集団で戦うことこそがこのチームの哲学となっている。<br />対照的に06年のブラジルには規律は存在しなかった。特定の選手に自由を与えることで一昔前の"魅力的な"ブラジルになろうとした。そのチーム作りに挑んだのが94年、批判にを乗り越えて優勝に導いたパレイラというのも興味深いが、結果はベスト8で規律に準じた守備を持つフランスに敗れた。自らが作りだした戦術のクローンに葬られたブラジルは原点に帰ることとなり、そのＤＮＡを強く持ったドゥンガによってつまらないチームとしてＷ杯に戻ってきた。<br /><br />退化に次ぐ退化を遂げたセレソンは強い。<br />『我々の考案した効率的なサッカーさえすればどのチームにも負けることはないのだよ』黄色のユニフォームは試合中そう語っていた。その最終確認としてドゥンガが南アフリカに乗り込んできた。<br />勝負に徹したブラジルサッカーはすでにクラブＷ杯でもお馴染だろう。つまらないサッカーをする時のブラジルは強いのだ。<br /><br /> ]]>
        
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    <title>Ｗ杯④～伝統と革新の狭間で～ - スポーツコラム</title>
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    <published>2010-06-13T20:40:31Z</published>
    <updated>2010-06-13T20:49:11Z</updated>

    <summary>Ｗ杯本大会参加32カ国の中で、直前合宿・強化試合を通して一番状態の良いチームはど...</summary>
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        <![CDATA[<br />Ｗ杯本大会参加32カ国の中で、直前合宿・強化試合を通して一番状態の良いチームはどこか？<br />私なら迷わず「オランダ代表」と答える、それぐらいチームは上り調子だ。<br />特にサイド攻撃が機能していて、直前の3試合で11得点と手がつけられない。<br /><br /><br />このサイド攻撃、オランダの「４－３－３」なるフォーメーションと大きく関係がある。<br />ウイングというサイドのＦＷが大きく開いて攻撃を仕掛けるのが特徴だ。サイドは中央と違って人が少なくスペースが空きがちなため、攻撃を組み立てやすい。その利点を生かすためのポジションがウイングであり、そのためのシステムとも言える。<br />これは、クライフ時代にフィールドの全面を使って美しいサッカーを世界に披露して以来伝統的に使われてきたフォーメーションで、国内屈指の強豪クラブであるアヤックスが育成年代からこのシステムでのサッカーを構築している。<br />また流行に流されずこのシステムに合った選手を育成してきたために、世界的ウイングを多く輩出してきた歴史がある。<br /><br />今回でその系譜を色濃くなぞる選手を挙げるなら、アリエン・ロッベンということになるだろう。<br />縦への突破・スピード・得点に絡む動きは世界でも有数のものがあり、今回のオランダ代表の攻撃のキーマンとして名前が上がる。アヤックスに所属した経験がないが、オランダの伝統を受け継ぐ存在である。<br />9番タイプをこなすことが出来るファンペルシーやカイトもこのポジションを担当することが出来る、このタイプはオランダに多くいることは心強い。<br /><br /><br />オランダのサイド攻撃がクラブシーンでも功績を上げた一方で、全く別の部分でサッカーは進化していった。<br />例えば80年代後半のＡＣミランが取り入れたゾーンプレス。サイドも中央と同じようにプレッシングするサッカーがこれに当たる。ミランの黄金期によってゾーンディフェンスが世界中に広まることで、ウイングの需要は減っていった。<br /><br />この流れの中でオランダは世界のサッカーの流れの中で良いところを取り入れようとする動きを見せた、あくまで「４－３－３」というアイデンティティを残しながら。<br /><br />中盤、つまりＭＦゾーンの「３」にサイドへの展開力を求めた。<br />ゾーンディフェンスが流行したとはいえ依然としてサイドの方がスペースは空いていたため、あくまでウイングにこだわりは見せた。しかし勝つためにチューンナップの必要性を感じ、行きついた答えがもう一列下がった選手の改良だったのだ。<br />元々テクニカルな選手を輩出してきたオランダは、10番タイプの育成に成功する。<br /><br />その象徴がウェズレイ・スナイデルだろう。<br />両足から放たれる正確なフィードとミドルシュートはオランダのワイド攻撃を機能的にしている。今シーズンはクラブでも世界一を勝ち取っていて、モチベーションは非常に高い。<br />同様の役割をこなすファンデルファールトも10番タイプの選手にあたる。<br /><br />こうしてオランダは上手く「伝統」に「革新」の要素を混ぜ込んで、今大会の優勝を狙っている。<br /><br /><br />しかし、良き伝統ばかりが受け継がれているわけではない。<br />悪しき伝統、それは内紛にある。<br />上記の通り、オランダは得点を取る形を世界で一番確立できているチームであり常に優勝候補の一角に名を連ねながら、主なタイトルは88年の欧州選手権しかない。<br />上位に勝ち上がるものの、必ず内部分裂を起こし敗退してきた。<br />今回も直前合宿でファンペルシーがＢＩＧ４（ロッベン・ファンデルファールト・スナイデル・ファンペルシー）の同時起用を監督に訴えている。<br />確かに違いを作る能力に関しては非の打ちどころがない4人ではあるが、守備や効率の面を考えると個人的には否定的である。<br />攻撃的な気質・国民性がこの国のサッカーの発展と密接に関係してきたことは認める。しかし、内紛という自滅への道を辿った歴史とも戦わなければならないのもまた事実である。<br />ファンマルバイク監督の手綱捌きも優勝の大事な条件に入ってくるだろう。<br /><br />また近年では、ビッグコンペディションで、なぜか必ず「死のグループ」に配されてきたために、グループリーグからトップギアで臨んだ結果、大会後半で息切れしてきたという面も見逃せない。<br />幸い今回は比較的楽なグループに入ったが、大会の入り方として状態が良すぎるというのは後半に影響が出ないかという懸念もある。<br /><br /><br /><br />自滅という悪しき「伝統」、そこの部分に「革新」という名のメスが入った時、オランイェは「美しく勝ち続ける」という新たなサッカーを見せてくれるだろう。<br /><br /> ]]>
        
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    <title>アフリカ最南端からブブゼラの音に乗せて - スポーツコラム</title>
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    <published>2010-06-12T07:25:17Z</published>
    <updated>2010-06-12T07:28:24Z</updated>

    <summary>Ｗ杯が開幕した。日本代表の戦いぶりや、各国リーグで活躍するスターの華やかなプレー...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yakyujita.com/column/">
        <![CDATA[<br />Ｗ杯が開幕した。日本代表の戦いぶりや、各国リーグで活躍するスターの華やかなプレーに注目が集まるが、せっかくのアフリカ大陸での開催、これを機に南アフリカで繰り広げられた人種差別の歴史とスポーツの役割に目を向けてみたい。<br /><br />南アフリカは、20世紀後半まで差別的なアパルトヘイト、つまり人種差別政策を法制化し実施していた国である。少数派の白人たちがあらゆる場面を支配していて、黒人やカラードと呼ばれた混血の権利は限られていた。しかし、支配と迫害に対する反アパルトヘイト運動が広がり、1991年には各関連法は廃止、そして94年の全人種による総選挙では運動の指導者だったネルソン・マンデラが大統領に選ばれた。<br />反アパルトヘイト運動の中で「スポーツ」が大きな後押しとなっていたことも見逃せない。実は他のアフリカ諸国が、南アフリカチームが出場する大会へのボイコットを表明することで、競技団体に圧力をかけたという歴史があるのだ。国際社会の批判を無視して人種隔離政策を続けることに抗議の意思を込めたと言えるだろう。結果的に南アフリカはオリンピックを含むほとんどの国際大会に出場できなくなり、白人支配層は国際社会からの孤立を自覚させられることとなる。<br /><br />話は変わるが、この春に日本で公開された「インビクタス（Invictus）」というアメリカ映画をご存じだろうか？<br />これが実に興味深かった。マンデラ大統領就任直後に南アフリカで行われたラグビーのＷ杯をモチーフとした映画なのだ。<br />南アフリカでは、ラグビーは白人のスポーツ、サッカーは黒人のスポーツというのが双方の共通の認識だった。まだ相互不信が根強く残っていた白人と黒人を、このＷ杯をきっかけに一つにまとめようとマンデラ大統領は奔走する。<br />大会は白人を中心とする南アフリカ代表が強豪ニュージーランドを下して優勝した。マンデラ大統領は、それまで黒人の憎悪の対象だった自国代表ユニフォームを着て表彰式に臨み、双方から喝采を浴びた。結果、南アフリカは様々な人種や民族が共存する「虹の国」として再出発をすることが出来た、というストーリー。<br />この映画で繰り広げられる経緯はほとんどが事実に基づいている。スポーツと政治が深く結び付き成功を収めたドキュメンタリー映画なのだ。<br />映画のモチーフになるほど、この国とマンデラ大統領は、平等の旗手として存在していたし、アフリカと世界の期待を一身に受けていた。<br /><br />マンデラ政権誕生から16年、南アフリカは世界が注目する新興産業国となった。豊富な地下資源・民間活力に支えられ堅実な経済成長を遂げた。しかし負の側面として、「持つ者」と「持たざる者」の差が広がってしまい、治安は世界最悪レベルになってしまった。この点は運営に大きな疑問点を投げかけている。殺人、強盗、性犯罪は多発しているし、周辺国から流れ込む不法移民と住民との摩擦も大きい。<br /><br />大会開始前に死者を出す銃撃戦があった。各国記者団は強盗に悩まされ、ギリシャ代表では盗難事件まで起こった。<br />また、直前のアフリカネーションズカップアンゴラ大会ではトーゴ代表が襲撃されるという忌まわしい事件が起こったし、その前のガーナ大会ではメディア施設は満足に機能していなかったと聞く。ＣＡＦ（アフリカサッカー連盟）の汚職・腐敗といったスポーツの魅力を削ぐ要素がアフリカサッカー界に蔓延しているのは事実だ。<br /><br />とはいえ不安と期待の度合いを比較すれば、圧倒的に後者が勝っているのもまた事実。<br />今回のＷ杯は、今まで以上にＦＩＦＡが大会運営に関わっている。ＦＩＦＡはＣＡＦより秩序に溢れ統制が取れているため、正当に運営されるという希望に賭けたい。<br />オリンピック以上の祭典と言われるＷ杯。世界の目が南アフリカに向く。我々は南アフリカを通してアフリカ大陸の現状を認識しようとする。この大会が平和と平等のシンボルになることがアフリカ大陸の総意ではなかろうか。<br /><br />南北問題、果ては南南問題の縮図すら透けて見えてしまうこの大陸の自尊心が高まるような大会になることを期待したい。<br /><br /> ]]>
        
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    <title>Ｗ杯③～苦しむハンドボールチーム～ - スポーツコラム</title>
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    <published>2010-06-07T23:02:01Z</published>
    <updated>2010-06-07T23:02:47Z</updated>

    <summary>前回の準優勝チームが岐路に立たされている。指揮官は相変わらずの迷走を続け求心力は...</summary>
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        <![CDATA[前回の準優勝チームが岐路に立たされている。<br />指揮官は相変わらずの迷走を続け求心力は地に落ちている。<br />なによりエースがあの事件以来、光を失っている。<br /><br />フランスは南アフリカＷ杯のヨーロッパ予選、セルビアやルーマニアと同グループに組み込まれた。本命視されながらも決して組みやすいグループでもなかった。<br />強敵に囲まれてはいたが普通にやれば首位通過、それぐらい90年代末からのフランスは強かった。しかし大苦戦、セルビアの後塵に拝しプレーオフに回る羽目になった。<br /><br />今のフランス代表にとって最大の敵は実は内にあった。<br />98年に地元開催でＷ杯初制覇した時のメンバーがここ15年の代表を支え続けた。マラドーナ以来、一人の選手が戦術になり得た唯一の選手、ジネディーヌ・ジダンを中心としたメンバーが代表に居続けた影響で、世代交代が遅々として進まなかったのだ。<br />経験と堅守を武器に06のＷ杯は決勝まで進んだものの、08のユーロでは若いオランダのズタズタにされ、グループステージ敗退に追い込まれた。せっかく強豪国として歴史を作り始めていただけにこの敗戦は暗く影を落としたのだ。<br /><br />フランスのサッカー協会も後手に回った。独自の育成システム（国立テクニカルセンター）から次々と輩出される有能な若手よりも、実績と経験に勝るベテランを重宝するドメネクで南アフリカを目指すと発表。国内で彼の続投を支持していたのは98の優勝メンバーだけという何とも奇怪な行動に出たのだ。<br /><br />程なくしてチームの大エースであるティエリ・アンリのパフォーマンスが落ちていく。代表歴代最多得点の記録を更新するストライカーも、クラブチームでの出番減少も相まって国民を歓喜に導くエネルギーをチームに還元することが出来なくなっていった。<br /><br />そして2009、11月18日。<br />プレーオフ、対アイルランドセカンドレグに臨んだレ・ブルーは、1点ビハインドの後半終了間際、アンリのハンドを主審が見逃しギャラスが得点を挙げフランスの南アフリカ行きが決まった。試合後のアンリに笑顔はなく、その後両国・ＵＥＦＡを巻き込み「アンリバッシング」が始まった。<br /><br />スポーツの特性上、主審が認めた判定こそが全てでありフランスが南アフリカに進むこと自体は問題ではない。しかし、停滞したチームにあって、この事件は代表を非難の対象とし、ヒール役を立ちまわらなければならなくなったきっかけになってしまう。<br />特に的となったアンリのコンディションは輪をかけて落ちていき、最早スタメンに名を連ねる資格すら論議される選手になり下がって行ってしまった。<br />采配を振るうのがドメネクである以上、余程のことがない限りウルグアイとのオープニングゲームにアンリは出てくるだろう。しかし今の彼に決勝までの旗手を期待するのは酷だろう。<br /><br /><br />では今のフランスはただのロートルチームとして南アフリカを去る羽目にあってしまうのか？そんなことはないと私は考えている。<br /><br />まず予選グループに非常に恵まれた点。<br />歴代最弱の開催国南アフリカのグループに組み込まれ、メキシコ・ウルグアイにしても難敵だが負けを覚悟しなければならないほどの相手ではない。グループリーグでキーとなる選手を見極めながら戦えるのは非常に大きい。このようなビッグコンペディションでは開幕からフルスロットルで行くチームは、コンディションの面で長丁場を戦えないと考えるべきだろう。尻上がりに調子を上げていける。<br />前回大会もさして期待されないスタートを切りながら、トーナメントでは強豪国を次々と撃破し決勝に進んだ経験こそがこのチームの武器になっているのも大きい。<br /><br />また直前のクラブシーンでもフランス勢は目覚ましい活躍を見せた。<br />ＣＬのベスト8に、リヨンとボルドーの2チームを送り込むことに成功したのだ。他のリーグで2チームベスト8に送り込んだのは、ポンド高で栄華を極めたイングランド勢（マンＵ、アーセナル）しかいない。<br />またイングランド勢と違ってこの2チームには、チームの推進力となり得る若いフランス人がいたのも大きい。ＯＬにはＧＫユーゴ・ロリスと守備的ＭＦジェレミー・トュララン、ボルドーには司令塔ヨアン・グルキュフがいた。この3人は代表に選ばれ、スタメンに名を連ねるまでに不可欠な選手に成長した。<br />前回大会の推進力はフランク・リベリーであったが、今大会この3人がその役割をこなせないと誰が断言できるだろうか？<br /><br /><br />とは言え、直前の強化試合でＷ杯に出ない中国に負けたレ・ブルーがジュール・リメ杯を掲げる可能性は限りなく０に近い。<br />しかし、このチームの精神的支柱であるアンリが甦り、期待の若手が躍動する時、06の再現がないとも言い切れない。<br /><br />アンリがジダンになり、若手がリベリーになる。<br />その青写真が現実に起こった時、レ・ブルーは強豪国にとって決して無視することができないチームに変貌しているはずだ。<br /><br /> ]]>
        
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    <title>W杯②～神の子と後継者と勇敢な戦士たちとジンクス～ - スポーツコラム</title>
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    <published>2010-06-06T21:40:57Z</published>
    <updated>2010-06-06T21:42:41Z</updated>

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        <![CDATA[<br /><br />あの男がＷ杯に帰ってくる。そう、ディエゴ・マラドーナだ。<br />神の手や5人抜き等、まさにＷ杯の申し子として全盛期を過ごした男の一挙手一投足に注目が集まっている。<br /><br />アルゼンチンが注目されている原因はなにもマラドーナだけではない。<br />現在のサッカー界で最もエキサイティングな選手、リオネル・メッシがいるのだ。<br />昨シーズンのバルサ６冠の立役者であり、今シーズンは各コンペティションで得点を量産、ヨーロッパゴールデンシューも獲得している。<br /><br />そのアルゼンチン代表、チームとしては、ここにきて極端な戦術を用いている。「攻」「守」とでも表記すればいいのか、両者を完全に分断したサッカーをするようになった。<br />現在のクラブサッカーシーンはＦＷに守備を求め、ＤＦラインから攻撃をビルドアップするようになった。"新旧ドリームチーム"バルセロナやプレミア４強がＣＬで魅せるサッカー戦術が、世界のサッカーを近代的なフィジカル＆ムービングサッカーの流れへと導いたのであり、各ナショナルチームも感化されていった。<br />しかし前述の通り今のアルゼンチンは70年代を思わせる分業制のサッカーをしている。<br />強化試合のドイツ戦、貧弱だった最終ラインに4人のセンターバックを並べた。機動力に乏しい4人だったが屈強なドイツ攻撃陣をシャットアウトする力強さをみせた、特に欧州一に輝いたサムエルの代表復帰は心強い。<br /><br />そうした極端なフォーメーションをマラドーナが使えた最大の要因は世界屈指の攻撃陣にある。メッシを始めとした華やかなアタッカー陣による攻撃は、人数を使った厚みのある攻撃よりもスペースが空きやすい少人数の攻撃に向いているように思えるし、今シーズンの活躍を見ているとその攻撃そのものに妙な説得力が付いてきてしまう。<br />マラドーナは伝統の２トップにこだわり、予選で不発だったメッシを今シーズンのバルサでの役割でもあるトップ下に起用する柔軟性を見せていて、そのフォーメーションが機能し始めている。メッシが左サイドから中盤にかけて自由に動くことで攻撃陣が甦るとみていいだろう。<br /><br />ゲームのような選手配置で世界に挑むアルゼンチン、まして今のチームを構成する選手にとってマラドーナの存在はそれだけで戦う理由になり得てしまう。予選と全く違う姿を見せるアルゼンチンを優勝候補から外すのは勇気がいるだろう。<br /><br /><br />もう一つ。とあるジンクスもアルゼンチンの優勝を後押ししている。<br />そのジンクスとは「優勝の周期」。<br />アルゼンチンと並ぶ南米の強豪と言えばブラジルだ。ここ数年では成績・選手の質などどの大会でも優勝候補筆頭に挙げられ、その期待に応える成績を上げている。<br />しかし94年に4度目の優勝を飾るまで24年のブランクが空いていた。最後に優勝した70年にはこちらも稀代の天才ペレがいた。その後タレントには恵まれたものの決勝にすら進むことが出来なかったのだ。<br />この状況はまさに今のアルゼンチンと一緒ではないか？アルゼンチンの最後の優勝は86年と24年前になっている。周期を考えるとアルゼンチンの年となってしまう。<br />また同大陸での連続開催が無くなった62年以降ヨーロッパ以外で開催された大会の優勝国を見ると62，70のブラジル、78，86のアルゼンチン、94，02のブラジルと８年周期に両チームの優勝となっていて、この計算で行くと10，18はアルゼンチンが優勝することになってしまう。<br /><br />他にもある。<br />欧州開催以外の大会ではいずれも南米のチームが優勝しているのだ。<br />そうなると初優勝の多くは開催国ということを加味すれば、優勝経験のあるブラジル・アルゼンチン・ウルグアイが候補に挙がるのだが、コンフェデレーションズカップを制したチームの優勝がないことを考えるとアルゼンチンとウルグアイが残り、ウルグアイが開催国の南アフリカと同グループに入ったことを考えると（開催国の予選敗退の例はない）、必然的にアルゼンチンが優勝することになる。<br /><br />ジンクスが全てではないがこれだけアルゼンチンが優勝する要素を列挙すると、途端に優勝候補に見えてくるから不思議なものだ。<br /><br /><br />古びれた映像で5人のＤＦを置き去りにした選手が監督になり、現代の組織された5人のＤＦを抜き去った天才を擁し、闘う集団となって南アフリカに乗り込んできたアルビセレステ。<br />屈強な選手を最終ラインに並べ、テクニックのある選手で前線を固めた、まるでテレビゲームのような代表チームが神の子に率いられて驚きを起こす可能性は、極めて高い。<br /><br /> ]]>
        
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    <title>Ｗ杯①～名将の夢の先に～ - スポーツコラム</title>
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    <published>2010-06-03T17:58:40Z</published>
    <updated>2010-06-03T18:02:26Z</updated>

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<![endif]-->このチームには今大会の主役がいる。<br /><br />といっても唯一無二の大エース、ウェイン・ルーニーではない。<br />このチームで最も注目を集めているのは実は監督のファビオ・カペッロなのだ。<br /><br />近年のプレミアリーグの隆盛も手伝って強豪国として認知されているイングランド代表だが、最後の国際タイトルは１９６６年のＷ杯まで遡らなければならない。また、プレミアリーグで活躍する選手は国外からの輸入選手が多く、純正のイングランド人が順調に育っているとは言い難い。結果としてユーロ2008は予選で敗退するという非常事態にまで追い込まれていた。<br /><br />そんな中「優勝請負人」としてカペッロがロンドンに迎えられた。<br />ミランでのＣＬ制覇を筆頭に、レアル・ローマでもリーグ優勝に輝くなど、彼の履歴書に非の打ちどころはない。しかし就任当初は、非常主義的チーム掌握や守備的な組織構築、英語への適性など、彼の招聘には懐疑的な意見も多かった。<br /><br />しかし彼は驚異的なスピードで英語をマスターし、まずイングランドのマスメディアを取りこむことに成功した。イングランドのナショナルチームを率いることを夢見ていたカペッロにとって彼らは無視できない存在だったし、英語習得への素早いアプローチからも彼の成功への道筋を感じ取ることが出来た。<br /><br />そのように周りを囲いこみ、自分らしくチームマネージメントに着手していった。<br />カペッロ就任以前には数名のアンタッチャブルな選手がいたが、彼の就任以降はクラブチームでの実績が重視されるようになり、新しい血が試されることで競争力が高まった。<br />就任当初は散漫な注意力と神経質な様子が見て取れたスリーライオンズだったが、規律を整え、チームに合った"パス＆ムーブ"を標榜することで予選を危なげなく乗り切った。<br /><br /><br />ジェラードとランパードの共存問題、ルーニーの起用法、正ＧＫ問題など、山積みだった問題にも真摯に取り組みチームに落ち着きを与えたマネージメント能力に疑いの余地がない。これから合宿を通して戦術・システムに幅を持たせることで、チーム能力の底上げを図ることに不安はない。<br />本大会でも「ＷＡＧｓ」のチームホテルへの立ち入りを禁止するなど、いよいよ本番モードに入ってきた。<br />ここ数年、ビッグコンペディションにおいてスリーライオンズを悩ませてきたＰＫの練習を怠らなければ、ジュールリメ杯を視界に捉えることも可能だ。<br /><br />フットボールの母国で采配を振るう緊張感と醍醐味は一体どのようなものなのだろう？<br />「選ばれし者の恍惚と不安」を感じながら頂点を極めた時、カペッロにイングランド皇室から、爵位を授けられることになるのは確実だろう。そしてその夢を追って、名将はキャリア最後の大勝負へと向かう。<br /><br />]]>
        
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    <title>インテルが勝ったこれだけの理由 - スポーツコラム</title>
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    <published>2010-05-02T20:46:09Z</published>
    <updated>2010-05-02T20:46:48Z</updated>

    <summary>王者バルセロナ、まさかの終戦。多くのサッカーファンに驚き、いやそれを超えて畏怖の...</summary>
    <author>
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        <![CDATA[王者バルセロナ、まさかの終戦。<br />多くのサッカーファンに驚き、いやそれを超えて畏怖の念すら与えた。<br /><br />CL決勝トーナメントはホーム＆アウェイ（決勝を除く）。<br />サンシーロでは明確な戦術ビジョンに準じた戦いをした。一方カンプノウでは孤立しながら、人数が減りながら耐えに耐えた。<br />結果としてインテルが決勝進出したことそのものを、「ジャイアントキリング」と呼べるだろう。<br /><br /><br />インテルにとってホームの１st レグが全てだった。<br />結果的にあの勝利が大きく勝利を手繰り寄せたのだ。<br /><br />バルサがアウェー負けなしとは言え、インテルもホーム負けなしだった。<br />予選で両者が当たった試合でもスコアレスドロー（2009.9.16）だった。<br />カンプノウの戦いを考えた時、勝利はもちろん、一点でも多くのアドバンテージが欲しかった。そのために知将モウリーニョは風上とも言えるサンシーロの戦いに多くの智略を張り巡らせた。<br /><br /><br /><br /><br />・コンディション・<br /><br /><br />この１st レグ、多くの人がバルサの敗因を分析する時に、コンディションについて言及するだろう。<br /><br />アイスランドの火山噴火の影響で飛行機が飛ばず、ビッグクラブのトップチームとしてはまず考えられないバス移動が強いられたのだ。<br />バルセロナからミラノまで１４時間バスに揺られた影響か。さすがにバルサの選手たちは重そうに体を動かしていた。<br />先制点は奪ったものの、出足は鈍くいつもの躍動感に欠けていてペースダウンは明らかだった。<br />普段からボールポゼッションを心がけており、手堅く1-0で勝つというイタリア的メンタリティを持っていないバルサのリードしていた時間はたったの11分間。<br />攻撃では連動性・俊敏性を欠いていて、守備ではことごとく裏を取られていた。<br /><br />元来グアルディオラはひときわコンディションに気を使う。一人の選手が多くのポジションが出来るという育成面のメリットを生かして、メッシ・シャビなどのバルサの心臓ですらコンディション維持のために欠場させる。そうやってシーズン終盤やCLで抜群の成績を残すようにプロモートし成功できたのが昨年だった。<br /><br />ここ2年のグアルディオラのチームになってから最も出来が悪かったことから考えても、敗因の大部分はコンディションだと断言できるだろう。<br /><br /><br /><br />・地の利を生かして・<br /><br /><br />このレベルになると目に見えるミスが少なく高度な戦術に基づいてゲームが進められるために、敗因を一つに特定させるのは難しい。逆に敗因を生み出すために指揮官は策を練る。<br /><br />ここで注目したいのはホームとアウェイの関係だ。<br />本来、先にホームで戦う側（ここではインテル）は不利である。両チームの得失点が一緒の場合アウェイゴールがものをいうのがチャンピオンズリーグである。<br /><br />その点モウリーニョは挑戦者としての立場で臨むことをチームに臨んだ。<br />それが結果として3－1のスコアとして実ったわけだが、コンディションの面だけこのスコアが実現したわけではない。<br />バルサをホームで叩くために様々な策に打って出た。<br /><br /><br />例えば芝生。<br />ピッチに撒くはずの水を撒かなければどうなるだろうか？<br />芝は水分を失い、ボールにより摩擦がかかり走らなくなる。<br />リーガ・エスパニョーラでバルサと対戦するチームが割とポピュラーに用いる「バルサ対策」を指揮官は怠らなかった。<br /><br />しかも規定に引っ掛からないギリギリのピッチコンディションで臨んだのだ。<br />ピッチの規定はUEFAと各リーグでは相違点もあるのだろう。事前に関係者に問い合わせてまでバルサのパスサッカーを封じに来たのだ。<br />本来ホームの戦いはホーム側が一番戦っているピッチなのだから自分たちの慣れたコンディションで行うのが通例であるが、そこを押し曲げてまでも芝に水を撒かなかった。まして、そういう状況でサッカーをすることを事前に選手に伝え、チームを掌握したという点も見逃せない。<br /><br />やはりモウリーニョはspecial　oneだった。<br /><br /><br /><br />&nbsp;&nbsp; &nbsp;<br />・巧妙なカウンター・<br /><br /><br />インテルがバルサと五分五分でボール保持を分け合うことは考えられない。<br />そもそも地球上にそんなチームは存在しない、それほどまでにバルサのポゼッションサッカーは完成されている。<br />そうなるとインテルが得点を取るためには他の多くのチームと一緒でカウンター戦術となる。<br /><br />1次リーグではバルサに全く歯が立たなかったインテルは、徹底して縦への早さをちらつかせた。ボールを奪えば最前線のミリートへ、何度もオフサイドの網にかかろうとも裏へのボールを繰り返した。<br />この形で得点を取れればそれに越したことはない。しかしこのパターンは絶対的弱者が取る戦術であり、バルサは国内リーグでこういう攻めを繰り返す相手と戦い慣れている。<br />ミリート・エト－のスピードは世界有数とはいえこの戦術に終始しているようだと2戦通してバルサをねじ伏せることは出来なかっただろう。<br /><br />しかしモウリーニョが指示した相手に縦の印象を強く刻み込む戦術は、それ自体が危険だっただけでなく、布石でもあったのだ。<br /><br />布石。つまり横へのカウンター。<br />先制点を奪われた後の前半３０分。ペナルティーエリア内でミリートにボールが渡った瞬間、バルサの選手達はミリートしか見ていなかった。それまでインテルがやってきたサッカーに慣れたバルサ守備陣の視界は狭くなるように仕向けられていたのだ。<br />横にボールがはたかれた瞬間、バルサDFはインテルの10番が放った放物線をただただ見ることしか出来なかった。<br />その後も同様な攻撃パターンに嵌ってしまい、バルサはグアルディオラ就任後初めて2点差での敗戦を味わうことになったのだ。<br /><br />本来こういうサッカーをしていないインテルの攻撃陣のスキルを手放しに褒めたい。<br />しかしその裏には、言葉にしてみるとあまりに必然的なカウンター戦術が仕掛けられていたのだった。<br /><br /><br />&nbsp;&nbsp;&nbsp; <br />・斬新に見えた守備戦術・<br /><br /><br />ホームでの勝利が大きかったのは間違いないが、守りきったアウェイの試合もまたインテルのゲームだった。<br />この試合のインテルはまるで2点取られたら殺されてしまうかのように必死に守った。<br /><br />ホームで得たアドバンテージを生かして逃げ切る戦術を取ったのだ。<br />しかし相手はバルセロナ。引いて守るだけで逃げ切れる相手ではない。<br />モウリーニョはここでも打てそうで打てない守備戦術を取ってきた。<br /><br /><br />まずはメッシ対策。<br />"stop the MESSI"バルサと戦うチームの合言葉でありながら昨シーズンからこのミッションを遂げたチームはなかった。<br />そこでモウリーニョはメッシに3人付くことを命じていた。最近の傾向から中央でプレーすることを確信していたのだろう。彼の爆発的な初速を早い段階で潰すことによってそこから連動的な展開を封じたのだ。<br /><br />メッシの本来のポジションは右ウィングだ。しかしグアルディオラは今年に入ってオプションの一つとして彼を中央でプレーさせていた。<br />結果としてメッシの得点力が際立つこととなるのだが、負の側面としてメッシへの依存度が高くなっていた。彼がフットボーラーとして一皮むけている間にチームの攻撃の重心が下がっていってしまっていた。<br /><br />それを象徴するように、シャビのポジションが昨年に比べて後ろ気味だった。<br />何度か前線に顔を出していい形を生んでいたが、回数・厚みに物足りなさが感じられた。<br />本来ならイニエスタがいて、シャビとメッシの間の中間点としてキープできるのだが、彼の怪我による欠場がバルサの攻撃からタメと幅を奪っていた。<br /><br /><br />インテルはまた、サイドに散ったメッシからの展開を封じるためにも一策を講じていた。<br />本来サイドの選手に付くためにサイドバックが流れ出来たスペースを埋める役割はCBの役割なのだが、この試合ではその役割をボランチの2選手に託した（モッタ退場後はスナイデル、そしてムンタリがポジションを下げてその役割を担った）。<br />そうすることでセンターに控えるイブラヒモビッチに対して2人のCBがケアできるために、ゴールに一番近い選手に決定的な仕事をさせなかった。<br /><br />そうすることで中盤に大きなスペースが生まれてしまうが、先述の通りシャビのポジションが下がっていたために決定的なミドルシュートを打たれることもなかった。<br />カンビアッソが素早くスペースを埋めていたのも大きかった。<br /><br />自分たちのサッカーで「美しく」勝つことを望んだバルセロナに対して、常に先手を打ち効果的に罠に嵌めていったモウリーニョの頭脳に感銘を受けた。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />決勝の相手はバイエルン。<br />モウリーニョからしてみれば、敵将のファンハールはかつてバルセロナでアシスタントコーチをしていた頃の上司である。<br /><br />準決勝とは敵のタイプが違うだけに、まるで違うインテルを見せてくれるはずだ。<br />どちらが勝っても指揮官は「異なるチームでCLを勝ち抜いた監督」として今以上の名声を受けることになるのだが、そんな名声はどうだっていい。<br /><br />今はただ、モウリーニョが仕掛ける戦術が楽しみでならない。<br />5月22日にどんな驚きが待っているのであろうか...。<br />&nbsp;]]>
        
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    <title>谷佳知 - 野球舌的選手名鑑</title>
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    <title>長野久義 - 野球舌的選手名鑑</title>
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    <title>工藤隆人 - 野球舌的選手名鑑</title>
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    <title>中井大介 - 野球舌的選手名鑑</title>
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    <title>仲澤広基 - 野球舌的選手名鑑</title>
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    <title>大田泰示 - 野球舌的選手名鑑</title>
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    <title>藤村大介 - 野球舌的選手名鑑</title>
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